【ボート】次期“東都のエース”の筆頭格は誰だ

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 2月のG1・関東地区選手権(平和島)を制し、早々と年末決戦に照準を定めていた浜野谷憲吾(東京)だが、その後は3月のSG・クラシック(戸田)と4月の多摩川タイトル戦でFを切り、8月のSG・メモリアル(まるがめ)までF休みとなってしまった。“東都のエース”の名を背負って最前線で戦い続けているが、年齢はすでに50歳。そろそろエースの名を引き継ぐ選手が出てこないとおかしいのではないか。

 2015年12月のSG・グランプリシリーズを制した長田頼宗(東京)だが、その後はなかなかタイトルに手が届かない現状。25歳の若さで地元・平和島の周年記念を制した栗城匠(東京)もその後は記念で結果が出ていない。なかなか勝ち切れない場面が多く続いている印象だ。

 近況で期待が持てるのは宮之原輝紀(東京)と佐藤隆太郎(30)=東京・115期・A1=だ。宮之原は3月のSG・クラシックで優出3着の活躍。7月から適用された2024年後期適用勝率でも全選手中2位の8・13を稼いだ。佐藤は8月のSG・メモリアル(まるがめ)でSG初出場が決定。「今が一番強いと思う」と自負する今年はすでにV6の活躍で、来年のSG・クラシック(若松)の出場権利もほぼ手中に入れている。10月に開催されるSG・ダービー(戸田)の選考勝率も21日現在でボーダー圏内と奮闘中。2024年は間違いなく飛躍の年で、今後の活躍も注視したい。(東京ボート担当・山内翔太)

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