【凱旋門賞】ハープ12枠に「大丈夫」
「凱旋門賞・仏G1」(5日、ロンシャン)
運命の枠順が確定した。日本馬最強トリオが出走する大一番の枠順抽選会が3日、ロンシャン競馬場で行われ、須貝勢のジャスタウェイは14枠(馬番7)、ゴールドシップは2枠(6番)。またハープスターは12枠(19番)を引き当てた。
ハープスターに騎乗する川田が、少し緊張した表情で壇上へと向かった。カプセルを回して取り出すと、自らその番号を確認。「12」と書かれた紙を、しばらくジッと見つめた。
「コース的にはいいところだと思いますが、理想はできるだけゆっくり入れたかったですね」。今年の凱旋門賞で12枠は3番目にゲート入りする予定。少々誤算ではあるが「すごくうるさい馬でもありませんし、なだめながら入れば大丈夫でしょう」とすぐに気を取り直した。
レース2日前のハープスターはラモルレイで軽めのキャンター。「状態は変わりない。トモの肉付きや、カイ食いもいいよ」と松田博師。枠順も決まり、あとは最終調整を残すのみだ。