【凱旋門賞】ゴールド2枠「チャンス」
「凱旋門賞・仏G1」(5日、ロンシャン)
運命の枠順が確定した。日本馬最強トリオが出走する大一番の枠順抽選会が3日、ロンシャン競馬場で行われ、須貝勢のジャスタウェイは14枠(馬番7)、ゴールドシップは2枠(6番)。またハープスターは12枠(19番)を引き当てた。
ゴールドシップが引き当てたのは2枠。枠順抽選会の司会者が「一番チャンスの多い枠。(過去50年で)優勝馬が6頭出ている。11年のデインドリームはレコードで勝った」と強調したように、ベストの枠番獲得に成功した。「枠は選べるわけではない。決まったところで」と須貝師は冷静だが、当日は仮柵が外され18メートルの“グリーンベルト”が登場するだけに文句なしだ。
なおこの2枠は、本来なら3番目に枠入りするところだが、陣営が申請していた「できるだけ最後の方に枠入りを」との希望を主催者は了承した。3日朝はジャスタウェイと同じメニューを消化し、順調そのもの。悲願Vへ追い風が吹いている。