【凱旋門賞】ハープ“マツパク流”調整

 「凱旋門賞・仏G1」(5日、ロンシャン)

 フランスでも“マツパク流”を貫いた。レース前日、松田博厩舎の所属馬はラストを大きめに流すのが定番の調整パターン。凱旋門賞だからといって、今回も守りに入ることはない。シャンティイ調教場のラモルレイ(ダート周回コース)を舞台に4日、ハープスターは末脚を伸ばした。

 「まあ最後だけだけどな。いつも通り。やれることはやったし、これ以上やれることもない。言うことはないよ」とトレーナーはうなずく。仏到着翌日から乗り始め、最終追い切りではムチが4発入るハードな追い切りを消化。68歳の名将はこれまでの自らの経験を信じ、異国でも攻めの姿勢を崩さなかった。

 あとはレースを待つばかり。定年を2年後に控えるトレーナーにとっては、集大成と言ってもいい大一番だ。「勝ってもおかしくない能力はあるし、(ほかの)日本馬にも負けるつもりはない。(川田)将雅も、競馬は後ろから行くだけ。楽に乗ってくれればいい」。この言葉を受けて、鞍上は「調子は良さそうですし、力を出せればいい結果を出せると思う」と表情を引き締めた。日本の3歳牝馬として初挑戦する、世界最高峰の一戦。固く閉ざされてきた扉を、若き女王が突き破る。

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