【NHKマイルC馬体診断】カラクレナイ
「NHKマイルC・G1」(5月7日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【カラクレナイ=評価B】フィリーズレビューに比べると、桜花賞時はトモの張りが増してかなりパンパンに膨らんでいた。前後のバランスが増しA評価にした経緯があるが、今回は多少トモの質感が落ちた印象を受ける。
最大目標であった桜花賞を中3週で使った反動が多少出ているのかも知れないが、その影響は馬体だけではなく爪にも見て取れる。今回から接着装蹄のエクイロックスを使用。さすがに桜花賞と同等の状態は望みにくいが、ただ1週前追い切りをハードにやれたことは好材料。桜花賞が100点とするならば今回は90点ぐらいのイメージだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F82秒3-38秒7-11秒8(G一杯)。四肢を大きく伸ばしグングンと加速し、ラストは素晴らしい伸び脚を発揮。桜花賞の疲れもなく、引き続き高いレベルで状態は安定している。