【NHKマイルC馬体診断】ボンセルヴィーソ
「NHKマイルC・G1」(5月7日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ボンセルヴィーソ=評価A】
ダイワメジャー産駒だが、胴長&脚長の体形。あばらもうっすらと見せているが、上質な筋肉に覆われていることで見栄えのするバランスのいいシルエットになっている。
中山に遠征してのNZTは稍重の馬場で激走したが、その疲れを全く感じさせないりりしい表情は充実の証しだろう。朝日杯FS時は、トモに丸みがなく全体的に頼りなさがあったが、5カ月足らずで前腕とトモが一気にたくましくなったのは驚きだ。肩の角度が立ち気味でストライドを大きく稼げないが、スピードの生きる千六なら難なく克服できる見立て。再度の関東遠征でもこの馬体なら心配ないだろう。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉松山を背に栗東CWで6F82秒9-37秒7-11秒7(馬なり)。切れのあるフォームで、一杯に追われるデンコウリキ(7歳1600万下)に楽々と0秒1先着した。引き続き状態はいい。