【ヴィクトリアM馬体診断】ルージュバック

 「ヴィクトリアマイル・G1」(5月14日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ルージュバック=評価C】

 直前入厩はこれまで同様のルーティンだが、いつもよりも数日早めに美浦TCへの入厩し、1週前の追い切りを消化。年齢を重ねてもシルエットは3歳時の頃から大きく変わらず、皮膚が薄いつくりのためか、余分な筋肉が付きにくいのだろう。今回も窮屈なところは一切なく、シャープなつくりは当馬らしい。昨秋は少しお尻が角張って見える時期もあったが、丸みのあるフォルム。戦績からも間隔をあけた方がいいのは明らかではあるが、少し毛ヅヤが物足りない。(馬サブロー栗東・石堂道生)

 〈1週前診断〉美浦南Wで5F66秒3-37秒4-12秒8(馬なり)。さすがに絶好調時のうなるような勢は見られなかったが、持ったままでの伸び脚は放牧後の初時計とは思えないほど。馬体も太め感なく、当週の1本で十分な態勢が整う。

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