【エリザベス女王杯馬体診断】ミッキークイーン
「エリザベス女王杯・G1」(12日、京都)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ミッキークイーン 評価C】
宝塚記念以来の4カ月半ぶりだが、当時よりも皮膚が厚く、多少余裕のある体つき。肩やトモの筋肉も、前走時より物足りなさを感じる。好調時には胴長の体形に見せるタイプで、今回は胴を短く見せているのは気掛かり。ちょうど2走前のヴィクトリアマイルの時と同じような体形だ。
それでも毛ヅヤが良い点と、馬体のシルエットをはっきり見せている点はプラス材料。絶好調とは言えないが、体調自体は悪くなさそう。レースまでに、どこまで調子を上げられるかがポイントになる。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F52秒7-38秒2-12秒0(一杯)。シルバーポジー(4歳1000万下)に半馬身先着。テンからスムーズに折り合い、ラストまでしっかり伸びた。久々を感じさせない力強いフットワークはさすがだった。