【有馬記念馬体診断】スワーヴリチャード
「有馬記念・G1」(24日、中山)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、グランプリに出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【スワーヴリチャード 評価B】
5カ月ぶりのアルゼンチン共和国杯は馬体重が10キロ増だったが、全く太め感のない馬体をしていた。そのため今回は体つきに大きな変化は見られないし、体重増は成長分と考えられる。
ただダービー当時と比べると馬体に重厚感が出て、迫力が増してきたのは確か。古馬然とした顔つきから、精神的な成長も見て取れる。徐々に完成形に近づいているようだ。
馬体に張りがあり、毛ヅヤも冬場とは思えないほどに良好。体調に申し分がなく、好調をキープしている。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F82秒6-37秒9-11秒6。パートナー2頭にやや見劣ったものの、時計的には十分なもの。ゴールを過ぎてからも追っており、しっかりと攻め抜いた。張りのある馬体からも充実ぶりが伝わってくる。