【安田記念馬体診断】ペルシアンナイト
「安田記念・G1」(6月3日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、安田記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ペルシアンナイト 評価A】
がっちりとした首差しと、力感のある迫力満点の馬体。体高と体長の比率をみると、完全なマイラー体形と言える。東京芝1600メートルは、この馬にとってベストの条件だろう。
前走時に比べると胸前や肩の筋肉の立体感が薄れて見えるのは、まだ皮膚が厚いため。それでも1週前の体つきとしては、マイナス点とはならない。最終追い切りできっちりと仕上がってくるはずだ。それよりも目を引くのは毛ヅヤの輝きが明らかに良化している点。これは大きなプラス材料だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東CWで6F81秒7-38秒0-11秒3(一杯)。僚馬2頭を0秒4、2秒2追走して、0秒2ずつ先着した。追われると素早い反応でシャープな伸び脚を披露。好調時同様の気配で盤石の態勢だ。