【大阪杯馬体診断】キセキ

 「大阪杯・G1」(31日、阪神)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、大阪杯に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【キセキ 評価B】

 有馬記念(5着)以来、3カ月ぶりだが太め感のない体つき。昨秋に比べると若干皮膚が厚い気もするが、1週前としては合格点以上をつけられ、ほぼ態勢は整っている。休養によるリフレッシュ効果で馬体がキリッとしており、張りも申し分ない。発達した肩と腿(たい)の筋肉も落ちておらず、胸前の筋肉は前走時以上だ。

 17年の菊花賞馬だが、ステイヤーと言うよりも中長距離馬の体形。距離は2000メートルから2500メートルが守備範囲だろう。顔つきがさらに精悍(せいかん)になり、毛ヅヤも良好だ。

(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F83秒7-37秒5-11秒9(G一杯)。帰厩後初めて目いっぱいに追われたが、放牧明けとは思えない機敏さ。気性的にポン駆けの利くタイプでもあり、万全の状態でG1を迎えられそうだ。

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