【天皇賞・秋馬体診断】ダノンプレミアム

 「天皇賞・秋・G1」(27日、東京)

 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、秋の天皇賞に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。

 【ダノンプレミアム 評価B】

 大敗を喫した安田記念(18着)だが、5カ月の休養を挟み立て直してきた。ひと夏を越してトモ高だった馬体もキ甲と平行に近くなり、大人の体つきになった。ほぼ馬体は完成したと言える。

 安田記念当時はデビュー以来最高体重だったが、今回はかなり絞ってきた様子で、1週前の時点で九分以上の仕上がり。それでも筋肉の質感は失っておらず、馬体の迫力は十分。肘の上部や下腿(かたい)に血管が浮き出ているのも好感が持てる。

 ただ、マイラー体形は変わっておらず、芝2000メートルに若干の不安を残す分、B評価としたが、スローの瞬発力比べになれば一気に浮上してくるだろう。(馬サブロー栗東・竹原伸介)

 〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東CWで6F81秒8-36秒7-12秒2(仕掛け)。ボンディマンシュ(3歳1勝クラス)を0秒4追走して首差遅れ、オメガ(3歳1勝クラス)を1秒9追走して1秒先着した。豊富な乗り込み量で太め感なく仕上がっており、気配もひと追いごとに良化している。

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