「ホープフルＳ・Ｇ１」（２８日、中山）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｄ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ブラックホール　評価Ｂ】　シャープなシルエットで、数字が示すように牡馬にしては小柄な体形。それでも付くべき所に筋肉は備わっており、肌ツヤは抜群に良く見える。

　調教でも伸縮性のある動きで体全体を使えており、無駄な部分が一切なし。大型でパワーのあった父ゴールドシップの産駒だが、体のつくりとしてはどちらかといえば父の父ステイゴールドのイメージを強く感じさせる。アバラもうっすらと見せ、仕上がりに手間取らないタイプだろう。（馬サブロー美浦・石堂道生）

　〈１週前追い切り診断〉石川を背に美浦Ｗで追い切られた（モヤのため計時不能・一杯）。線の細さは相変わらずだが、それでもビシビシと乗り込んで、活気十分の走りを見せている。当週はサラッとやるだけでＯＫ。