大阪杯馬体診断ダノンキングリー
「大阪杯・G1」(4月5日・阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ダノンキングリー B】
牡馬特有のゴツさがなく、シャープなつくり。筋肉の質感が良く、柔らかく見せるのがこの馬の特徴だ。
昨秋から今春にかけて、かなり馬体が進化したが、今回は前回の中山記念とほぼ同じ。背腰がパンとしたことで、前後のバランスが良くなり、きれいな長方形の形になった。体のラインもはっきりと見せており、いい状態をキープできている。(馬サブロー美浦・佐野裕樹)
〈1週前追い切り診断〉美浦南Wで5F66秒2-12秒6(一杯)。僚馬を大きく追い掛けて内に入ったが、脚力の違いであっさりと前へ。相手が来るのを待つ余裕があり、いざ追いだすとグイグイと伸びて最後は1馬身の先着。体の緩みもなく、万全の仕上がり。