【桜花賞】馬体診断ファインルージュ
「桜花賞・G1」(4月11日・阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ファインルージュ B】
太めの首差しに丸みのある臀部(でんぶ)。がっしりとした各部位だが、お腹のラインをそれほど緩くは見せず、体高もある分、重々しさは感じない。
現状のバランス的にもマイル前後はベストな印象で、スピードタイプのつくり。目付きも穏やかで、いい意味でゆったりとした立ち姿にも好感が持てる。当週の追い切りできっちりと整ってきそうだ。
(馬サブロー美浦・石堂道生)
〈1週前追い切り診断〉美浦Wで7F98秒3-39秒2-12秒1(仕掛け)。長めから追われ、ブレッシングレイン(4歳1勝クラス)を2馬身追走し、最後は力強く伸びて併入した。4日は美浦坂路で4F55秒6-40秒2-13秒0(馬なり)。調整は順調だ。