【桜花賞】馬体診断ソダシ
「桜花賞・G1」(4月11日・阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ソダシ A】
デイリー杯クイーンC週の2月11日に始動。チューリップ賞を挟むのかと思わせるぐらい早い調整だが、これはテンションの維持と、つなぎが硬いためケアが必要なことが要因。ゆったりしたローテーションがベストと判断したからだろう。
徐々に負荷をかけて切れを増長させるメリハリの利いた調整過程。白毛馬や爪が四本とも白い馬は筋肉が緩まないことが多いが、当馬はあばらを見せて極限まで絞り込んだ姿形だ。それでいてテンションが上がっていないのは、陣営の調整過程がうまくいった証し。気性+馬体からぶっつけ本番の不安は皆無だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉吉田隼を背に栗東坂路で4F52秒4-38秒5-11秒8(一杯)。先行する僚馬2頭を内からあっさりとかわして鋭く伸びた。中間の乗り込みも順調。仕上がりは上々だ。