【NHKマイルC馬体診断】グレナディアガーズ
「NHKマイルC・G1」(5月9日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【グレナディアガーズ B】気性の勝ったフランケル産駒。これまで一番詰まった間隔は中5週。本番に向けては東京への長距離輸送を考慮し、中6週で出走できるファルコンSから始動した。また、時計の速い決着に対応しやすい芝千四から、芝千六の使い方も朝日杯FSと同様だ。
ただ、胴体に厚みがあり前腕のボリュームがあった朝日杯FSに比べると、かなりスカッとした姿形。1週前のケイコも適度なテンションで機敏な動き。時計の速い勝負に対応するための仕上げという見方もあるが、朝日杯FSの結果や長距離輸送を考慮すれば、仕上がり過ぎの不安が少し残る。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉川田を背に栗東芝で6F83秒7-37秒6-11秒5(馬なり。ロードシャムロック(4歳3勝クラス)を0秒3追走し0秒7先着した。スピード感にあふれる動きで、直線では一杯に追われる併走馬を尻目に楽々と抜け出した。休み明けのファルコンS(2着)を叩かれて、状態は上向いている。