【スプリンターズS馬体診断】ファストフォース
「スプリンターズS・G1」(10月3日・中山)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介トラックマン(栗東)が、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ファストフォース B】
8カ月半ぶりのCBC賞をレコード勝ちし、続く北九州記念でも2着に好走。今年のサマースプリントシリーズのチャンピオンに輝いた。530キロ台で出走した昨秋の2戦は馬体に余裕が残っていたし、現状は510キロ台がベストの体重だろう。
日本レコードで走った割に、馬体から受ける印象は力馬タイプ。スピードとパワーを兼ね備えているようで、小倉芝コースに良績は集中しているが急坂のある中山芝コースにも対応はできそう。今回は叩き3戦目で大きな上積みはないものの、張りのある馬体を維持しており、毛ヅヤも申し分ない。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F52秒6-37秒4-12秒1(仕掛け)。フルヴォート(3歳2勝クラス)との併せ馬で1馬身先着。テンからスムーズに折り合って、ゴール前はひと伸びを見せた。好調をキープしている。