【秋華賞馬体診断】アンドヴァラナウト
「秋華賞・G1」(17日・阪神)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【アンドヴァラナウト B】体長や肩の角度からすればストライドは小さいが、回転の速いフットワークでスピードを生み出すタイプ。折り合いに進境を示したことが、二千での連勝劇につながっている。4月25日に復帰してからはゆったりしたローテで、430キロ台をキープしながら4戦3勝。高めの完成度に気性の成長が追いついてきたことを意味している。中3週+ケイコ量を踏まえれば大きな上積みは疑問だが、あばらをくっきりと見せて前腕から肩に掛けてのボリュームはアップ。トモもふっくらと保てており、前走よりひとつ上のレベルと判断していいだろう。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東坂路で4F52秒8-38秒5-12秒4(馬なり)。前走を快勝した反動はなく、元気に登坂した。ゴール前の伸び脚も目立ち、好調をキープしている。