【ジャパンC】馬体診断マカヒキ
「ジャパンC・G1」(28日・東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【マカヒキ B】
当欄に登場するのは18年天皇賞・秋以来3年ぶり。それだけスランプが長かったが、京都大賞典で復活Vを飾った。
5カ月ぶりだったその前走で仕上がっていたため、大きな変化はない。うっすらとあばらが見えているのも、当時と同様だ。それでも毛ヅヤは前走時より輝いており、全体的に丸みを帯びた体形も研ぎ澄まされて馬体がシャープになった。休み明けを叩かれた上積みは十分に感じられる。
8歳馬(実働6年)でも24戦しかしておらず、馬体にも若々しさが保たれている。以前から中長距離が向いている印象をしていた馬体は変わっておらず、東京芝2400メートルは言うまでもなく適条件だ。
(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F81秒4-37秒1-12秒2(馬なり)。フィデル(2歳1勝クラス)に1秒9先行して0秒2遅れ。余力を残したための遅れで、動きに陰りは見られない。休み明けをひと叩きされて、気配は前走時以上だ。