【チャンピオンズC馬体診断】サンライズホープ
「チャンピオンズC・G1」(12月5日・中京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
【サンライズホープ B】
雄大な馬格で、540キロ(前走時)の超大型と迫力十分の馬体。太めの首回りと筋肉量の豊富な体つき(特に上腕三頭筋と浅胸筋)から、典型的なダートホースとの印象だ。頭が多少カメラの方に傾いているため首差しが短めに見えるが、真っすぐに向いていれば短くは見えず、中距離が主戦場と思える馬体をしている。
約3カ月ぶりだった前走のシリウスS(1着)でも仕上がっていたため大きな変化は見られないものの、下腿(かたい)の血管がくっきりとしてきた点は叩かれた効果だろう。光量が不足気味で毛ヅヤが物足りなく感じるとはいえ、臀部(でんぶ)の上部や肩は輝いており心配はなさそう。欲を言えば、あばらが浮き出ていれば100%だが、それでも80%以上の状態には評価できる。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで7F98秒2-38秒5-12秒7(一杯)。ナムラショウグン(4歳1勝クラス)を0秒5追走して0秒6先着した。意欲的に長めから追われたが、ラストの反応は鈍らずに伸びてきた。大型馬でも馬体に重め感はなく、引き続き好調をキープしている。