【スプリンターズS】馬体診断メイケイエール
「スプリンターズS・G1」(10月2日、中山)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、紺谷和彦(栗東)、城谷豪(栗東)が、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【メイケイエール A】
4カ月ぶりの実戦となったセントウルSを完勝し、6度目の重賞制覇。気性面に課題を残す中で、しっかりと結果を出してきている。その前走は馬体重が14キロ増(484キロ)。ひと夏を越して馬体が成長していた点にも好感が持てる。
今回は詰まったローテでの出走になるが、反動や馬体減りはなくふっくらとした状態を維持。腰から尻にかけてのバランスが均等で、発達した前駆や太めのたくましい首にはしっかりと筋肉がついている。
つなぎはやや短く、1完歩目が速いだけにスムーズにトップスピードに乗れることは大きな強み。顔つきは穏やかで、落ち着きも十分に感じられる。(馬サブロー栗東・紺谷和彦)
〈1週前追い切り診断〉24日の栗東坂路で4F49秒4-36秒8-12秒9(馬なり)。間隔は詰まっているが、しっかりとした脚取りで登坂。全体時計も優秀だった。落ち着きもあり、好調をがっちりとキープしている。