「チャンピオンズＣ・Ｇ１」（４日、中京）

　出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の竹原伸介（栗東）トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。

　【ジュンライトボルト　Ａ】

　７月にダートを使ってから２、１、１着。前走のシリウスＳでは、中団追走から重賞初制覇を飾った。間隔をあけて使われているが、馬体に太め感は全くない。腹回りに肋骨が見えているように、余分な肉はついていない。体高と体長のバランスも良く、適距離はマイル～２０００メートルまでの印象だ。

　上腕三頭筋もしっかりとしており、血管も浮き出ている。トモにも血管はよく見えていて、皮膚の薄さは申し分ない。毛ヅヤも上々で、体調は良さそうだ。（馬サブロー栗東・竹原伸介）

　〈１週前追い切り診断〉藤岡康（レースは石川）を背に、栗東ＣＷで６Ｆ８５秒３－３７秒５－１１秒２（馬なり）。グランヴィノス（２歳１勝クラス）と併入、ユーキャンスマイル（７歳オープン）に０秒２先着した。テンをゆったり入ったため全体時計は遅いが、直線の伸び脚はかなりのもの。気合乗りも上々で、シリウスＳで重賞初制覇を飾ったあとも好調をキープしている。