【フェブラリーS馬体診断】ソリストサンダー
「フェブラリーS・G1」(19日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をA~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ソリストサンダー C】
南部杯以来、4カ月ぶりの実戦。馬体に多少の余裕はあるが、走れない体つきではない。前腕部や下腿(かたい)に血管は浮き出ておらず、肋骨も見えない点から、皮膚が厚ぼったく感じられる。
ただ8歳馬にしては馬体に若さが感じられ、上腕三頭筋と浅胸筋(せんきょうきん)がかなり発達している点はプラス材料だ。1年半ほど勝ち星から遠ざかっているが、状態自体は悪くない印象だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介)
〈1週前追い切り診断〉菅原明を背に栗東CWで6F78秒9-36秒8-11秒6(一杯)。前週にビシッと追ったことで上向き、力感あふれるフットワークで好時計をマークした。当週のひと追いできっちり態勢が整いそうだ。