デアリングタクトはクイーンエリザベス2世Cへ
「有力馬次走報」(16日)
◆圧倒的な1番人気に支持された金鯱賞で2着だったデアリングタクト(牝4歳、栗東・杉山晴)は、予定通りクイーンエリザベス2世C・G1(4月25日・香港シャティン、芝2000メートル)へ向けて調整される。杉山晴師は「一番強い内容の競馬をしましたが、着順は残念でした。近日中に宇治田原優駿ステーブルに放牧に出します」と話した。5着キセキ(牡7歳、栗東・辻野)は、大阪杯(4月4日・阪神、芝2000メートル)とクイーンエリザベス2世Cの両にらみ。辻野師は「香港遠征を優先に考えています。前残りの展開と馬場でしたが、最後はよく詰めていました。年齢を重ねてきて、叩いた方がピリッとするようになってきましたから」と巻き返しへ力を込めた。
◆佐賀記念、名古屋大賞典と交流重賞を連勝中のクリンチャー(牡7歳、栗東・宮本)は、帝王賞(6月30日・大井、ダート2000メートル)へ。
◆ポラリスSを制したラプタス(セン5歳、栗東・松永昌)は、かきつばた記念(5月3日・名古屋・ダート1400メートル)で連覇を目指す。