グロンディオーズが疝痛により急死
「有力馬次走報」(16日)
◆今年のダイヤモンドSで重賞初制覇を飾ったグロンディオーズ(牡6歳、美浦・田村)が16日、疝痛により急死した。所属するサンデーサラブレッドクラブのホームページで発表された。同馬は右前肢の骨折により福島県のノーザンファーム天栄へ放牧中だったが、牧場で疝痛を発症。15日夜に美浦トレセンの診療所に移動して緊急手術を行ったものの、16日にJRAの獣医師より予後不良の診断が下され、安楽死の処置が施された。
◆安田隆勢の動向。函館スプリントS2着のカレンモエ(牝5歳)はセントウルS(9月12日・中京、芝1200メートル)へ。ドバイゴールデンシャヒーン2着のレッドルゼル(牡5歳)は、夏は全休する方針。JBCスプリント(11月3日・金沢、ダート1400メートル)が大目標で、「その前に1回叩きたい」と安田隆師。アンタレスS4着のダノンスプレンダー(牡5歳)は川田でプロキオンS(7月11日・小倉、ダート1700メートル)、アハルテケS4着のメイショウウズマサ(牡5歳)は天保山S(26日・阪神、ダート1400メートル)へ。連勝でオープン入りを決めたトウカイエトワール(牡4歳)はクラスターC(8月9日・盛岡、ダート1200メートル)か、NST賞(8月22日・新潟、ダート1200メートル)へ。
◆昨年の富士S8着以降、休養していたワーケア(牡4歳、美浦・手塚)が田辺と新たにコンビを組み、七夕賞(7月11日・福島、芝2000メートル)で復帰する。エプソムC5着のアトミックフォース(牡5歳、美浦・武藤)は関屋記念(8月15日・新潟、芝1600メートル)へ。ダービー9着のバジオウ(牡3歳、美浦・田中博)は、今秋の3勝クラスから始動する。
◆函館スプリントS7着のマイネルアルケミー(牡5歳、美浦・中野)はTVh賞(26日・札幌、芝1200メートル)へ向かう。
◆兵庫CS2着のゴッドセレクション(牡3歳、栗東・今野)は引き続き中井とのコンビでJDダービー(7月14日・大井、ダート2000メートル)へ。6日の中京で1勝クラスを完勝したレプンカムイ(牡3歳、栗東・橋口)も鮫島駿で同レースへ。
◆三宮Sを逃げ切ったサンライズホープ(牡4歳、栗東・羽月)、松風月Sを勝ったマリオ(牡6歳、栗東・安達)、栗東S6着のスマートダンディー(牡7歳、栗東・石橋)はプロキオンSへ。昨年末の東京大賞典3着以降、休養しているウェスタールンド(セン9歳、栗東・佐々木)も藤岡佑と同レースへ向かう。
◆緑風Sを快勝後、休養しているアイアンバローズ(牡4歳、栗東・上村)は、京都大賞典(10月10日・阪神、芝2400メートル)での復帰を視野に調整される。