マルシュロレーヌが栗東CWで併せ馬
「有力馬次走報」(9日)
◆26日にサウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われる、サウジC諸競走遠征組の動向。サウジC・G1(ダート1800メートル)に出走するマルシュロレーヌ(牝6歳、栗東・矢作)は栗東CWでスーパーフェイバー(4歳3勝クラス)と併せ馬を行い、6F79秒8-38秒0-12秒4を馬なりでマークした。「向こうではそんなにできないのでビッシリやりました。仕上げに手こずる馬ではないし、これで来週坂路でサラッとやれば態勢は整うと思います」と岡助手。
リヤドダートスプリント(ダート1200メートル)に出走するダンシングプリンス(牡6歳、美浦・宮田)は、美浦坂路で4F52秒1-37秒2-12秒1を計時。宮田師は「ここまで順調。今夜(9日)、栗東に移動して調整を行い、18日に関西国際空港から出国する予定」と説明した。なお、本番の鞍上はルメールに決まった。1351ターフスプリント(芝1351メートル)に出走するソングライン(牝4歳、美浦・林)も同じスケジュール。ネオムターフC(芝2100メートル)に出走するオーソリティ(牡5歳、美浦・木村)は、10日に栗東へ移動して輸送に備える。
◆佐賀記念で重賞初Vを飾ったケイアイパープル(牡6歳、栗東・村山)は名古屋大賞典(3月10日・名古屋、ダート1900メートル)で交流重賞連勝を狙う。鞍上は引き続き藤岡康。
◆右後肢の第3中足骨の骨折が判明したソーヴァリアント(牡4歳、美浦・大竹)が、美浦トレセンの診療所で骨折部にボルトを入れて固定する手術を完了した。9日、社台サラブレッドクラブがホームページで発表。全治は6カ月の見込み。