【競輪】石井寛子、連勝が12でストップ
「ガールズケイリン」(15日、京王閣)
“京王閣の小悪魔”と呼ばれる石井寛子(27)=東京・104期=が15日、京王閣F2の7Rに登場。デビュー後、負け知らずと突っ走ってきたが、このレースでは展開が向かず4着。連勝は12でストップした。
残り2周で石井は正攻法(誘導員の真後ろ)。打鐘(残り1周半)で大和久保美が先行態勢に入り、石井はその後ろで三宅愛梨と並走に。石井が内に詰まっている間に、門脇真由美が最終ホーム(残り1周)でカマして主導権奪取。石井は三宅と田畑茉利名を行かせてから、最終3コーナー過ぎにようやく車を持ち出したが、思うように前に進まず4着。主導権を奪った門脇が1着。三宅、田畑が2、3着に入った。
石井はレース後、「内に詰まるなど組み立てが甘かった。車の伸びも悪かった」と連勝ストップに気落ちした表情。それでもすぐに前を向いた。「でも敗因は分かっているし、また気持ちを入れ替えて頑張ります」と巻き返しを誓っていた。