【競輪】武田4カ月停止…GPアウト
JKAは16日、7月25日の高知記念初日特選11Rで発生した追走義務違反により失格した7選手の処分を発表した。武田豊樹(39)=茨城・SS・88期=は8月末までのあっせん保留に加え、9月1日からあっせん停止4カ月(12月31日まで)となった。ほかの6選手は8月末までのあっせん保留に9月1日からあっせん停止3カ月(11月30日まで)となった。
競輪界のスター選手に重いペナルティーが課された。今回の決定により、武田は「G1・オールスター競輪」(9月12~16日・京王閣)、「G1・競輪祭」(11月28日~12月1日・小倉)はもちろん、09年から4年連続で出走していた「KEIRINグランプリ」(12月30日・立川)に出場ができなくなった。処分対象となったレースは、武田の動きが過度のけん制を誘発して「追走義務違反」となる大きな要因になったとして、ほかの選手よりもあっせん停止期間が長い処分を科されたとみられる。
なお3カ月の停止処分となったのは渡辺晴智、堤洋、根田空史、白戸淳太郎、大竹慎吾、飯嶋則之の6選手。