「滝澤正光杯・Ｇ３」（１７日開幕、千葉）

　怪物の継承者は誰だ。開設６４周年記念「滝澤正光杯（Ｇ３）」が１７日から２０日まで、千葉県の千葉競輪場で開催される。このＰＲのため、千葉市経済農政局経済部公営事業事務所の鏑木雄二所長ら関係者が９日、キャンペンガールを伴い、東京都江東区のデイリースポーツを訪れた。

　ＳＳ班からの出場予定選手は村上義弘、山崎芳仁、佐藤友和、岡田征陽の４人。グランプリの出場権を持つ平原康多、金子貴志、後閑信一も参戦するだけに、年末の大一番を占う意味で大事なシリーズになりそうだ。

　「後閑選手の追加出場で、より一層、厚みが出ました。強力なメンバーですが、地元の海老根恵太選手にはＳＳ班に対抗する走りを見せてほしい」と鏑木所長。６５億円の売り上げを目標にする。

　レース名になっている日本競輪学校の滝澤正光校長は４日間、地元選手とトークショーを行う。１９日は長塚智広、２０日は元プロ野球選手の小宮山悟氏がイベントに出演。日高艶子、花咲トキの美女２人は選手入場の旗振り役などをして、大会に花を添える。