【競輪】水戸黄門賞は長塚智広が制圧
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「水戸黄門賞・G3」(12日、取手)
取手競輪の開設63周年記念「G3・水戸黄門賞」は地元の長塚智広(34)=茨城・SS・81期=が優勝。熊本、一宮に続く記念競輪を3連覇、通算12回目の制覇を成し遂げた。レースは石井秀治率いる南関勢が打鐘で抑えると、引いた新田祐大‐長塚‐岡田征陽が最終ホームで反撃。新田が2角で出切ると、長塚が車間を開けて余裕の追走。ゴール前で新田を1/4車輪かわした。2着に新田が粘り、3着は岡田が続いて、ラインで上位を独占した。
払戻金は2車単(1)(7)が280円、3連単(1)(7)(9)が430円。ともに1番人気で決着した。
優勝した長塚は「先行したら一番強い新田君を信頼してついていった。グランプリに向けて、この地元記念を大事にしたいと思っていた」と語った。