【競輪】松阪記念は山内卓也が優勝
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「蒲生氏郷杯王座競輪・G3」(18日、松坂)
山内卓也(36)=愛知・77期・S1=が07年1月和歌山以来になる記念2度目の優勝を飾った。レースは打鐘で藤木裕‐萩原孝之が先頭に立つが、打鐘3角で永井清史‐山内が豪快にカマす。この2車が風を切っている間に、3番手以降は大きく車間があいてしまう。山内が最後の直線で抜け出して快勝。2着は最終バック過ぎからまくり追い込んだ池田勇人が入り、3着は永井が逃げ粘った。
人気を背負っていた佐藤友和‐成田和也のS級S班福島コンビ、藤木が着外だったため、2車単(4)(9)は2万8600円(53番人気)、3連単(4)(9)(6)は33万6430円(390番人気)と、車券は高配当が飛び出した。
優勝した山内は「このメンバーで優勝できるとは正直、思っていなかった。実感が湧かないけど、うれしいですね。(前回の記念制覇が)何年前だったかも忘れていました」と語った。