【競輪】長塚困った平原単騎&後閑自力
「KEIRINグランプリ2013」(30日、立川)
優勝賞金1億円を一発勝負で争う競輪界の最大イベント「KEIRINグランプリ2013」(30日・立川)と「ガールズグランプリ2013」(28日・同、優勝300万円)の前夜祭が18日、東京都内のホテルでファン、関係者870人を集め盛大に行われた。
正装姿で壇上に立ち会見した9戦士。最初に話した1番車の平原が「僕は単騎で納得の走りをする」と口火を切ると、後閑も「最後のグランプリだと思うし、自力で悔いを残さず戦う」とキッパリ宣言した。
まさかの2人のコメントに、びっくりした表情を浮かべたのは同じ関東勢の長塚。「参りました。今後の検討ですね」と首をかしげるばかりだった。
一方、注目の中部勢は深谷‐金子の師弟コンビに、浅井が3番手。GP初参戦の金子は「(GPは)今まで見るものだと思っていた。深谷の思うとおりに走ってほしい」と弟子を信頼。前を託される深谷は「今回はゆっくりと準備態勢を整えてきた。相性のいいバンクなので取りに行く」と気合を込めた。