【競輪】現役最高齢選手引退セレモニー

 現役最高齢の競輪選手の井狩吉雄(62)=滋賀・35期・A3=の引退セレモニーが24日、向日町競輪場で行われた。38年間の競走生活を振り返り「これだけ長く走れたのは、皆さんのおかげです」と周囲に感謝した。

 75年5月にびわこでデビュー。“ミスター競輪”中野浩一氏らと同じ35期生で特別競輪にも出場するなど第一線でも活躍。09年10月の奈良のA級チャレンジでは当時58歳で史上最年長Vを達成した。今年9月16日の松山1Rで落車してくも膜下出血を発症。大事には至らなかったが、周囲の説得もあり引退を決意した。

 通算成績は3043走428勝(優勝19回)、獲得賞金は5億4266万3400円。今後はアマチュア選手の指導、育成などに携わっていく。

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