【競輪】平原が早くも今年G3・2勝目

 優勝しトロフィーを手にする平原康多
3枚

 「春日賞争覇戦・G3」(3日、奈良)

 奈良競輪の「G3春日賞争覇戦」は3日、11Rで決勝戦が争われた。平原康多(31)=埼玉・SS・87期=が、年明け初戦の立川以来、早くも今年2度目、通算12度目の記念Vを挙げた。ホームからまくりを放ち先頭に立つと、急追する徳島勢を振り切った。2着には小倉竜二、3着には阿竹智史が入った。

 準決に続いて厳しい展開にも、平原は気迫で勝利をもぎ取った。残り2周で渡辺がスパートをかけ、急追する神山の番手でついて行く。最終ホームで一気にエンジンを噴かせ、バックで先頭に立つと最後まで押し切った。

 「神山君が頑張ってくれたおかげ。苦しいレースでした」と振り返った。着差は1/8、1/2車輪差。阿竹‐小倉がきわどく迫っていただけに「ゴールした瞬間は3着だと思った」と話した。

 次は8日から高松で開催される全日本選抜で同レース連覇を狙う。「弾みはついたと思う。ただ、今開催は後輩が前にいての1着が2回。自分が前のときは、ちゃんとした姿を見せていかないと。日程は近いけど、いいレースができるように頑張ります」と気を引き締めていた。

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