【競輪】選手会脱退騒動で謝罪会見
競輪のトップクラス選手23人が選手会脱退を表明、撤回して混乱を招いたことについて、都内にある日本競輪選手会(佐久間重光理事長)本部で14日、謝罪会見が行われた。会見に臨んだのは23人のうち村上義弘、長塚智広、平原康多、武田豊樹、伏見俊昭、新田祐大の6人と、佐久間理事長。
昨年12月19日に脱退を宣言した選手、さらに賛同した選手を加えた合計23人は財団法人SSイレブンを母体にした新選手会への移籍を表明したが、1月20日に脱退を撤回。これに対して選手会側は、23人を除名しないことを決定。今月25日に予定されている綱紀審議委員会を経て、3月12日に出場自粛勧告などの処分を決定する方針を明らかにしている。
会見で武田は「混乱を招き、全選手仲間の心情を傷つけてしまい深く反省してます」と頭を下げた。村上は「謝罪会見は個人の事情聴取と競輪の日程も重なり遅れました。決定されたら、処分はありのままに受け止めます」と初めて公の場で話した。