【競輪】選手会騒動「厳罰」の可能性も

 東京都の「日本競輪選手会本部」で25日、選手会脱会を表明した後に、脱会を取り下げた23選手に関しての綱紀審議委員会が開かれた。坂巻正巳専務理事ら3人の執行役員に、各地区の支部長8人が参加。午前11時から約5時間半の会議が行われた。

 終了後、ある委員は「23人の事情聴取をした調書を読み上げて時間がかかった。処分は厳しくなると思う。選手によって処分の差は出ると思う」と厳しい表情で語った。坂巻正巳専務理事は「慎重に議論しましたが、全ては3月12日の理事会で決定されることなので本日は何も申し上げられません」と述べた。

 佐久間重光理事長は会議に参加はしてはいないが「綱紀審議委員会では慎重に議論されたとの報告を受けました。正式な答申を受けて慎重に議論して結論を出したい」とコメント。23人の処分は3月12日の理事会で決定する。

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