【競輪】日本選手権決勝メンバー決定

 「日本選手権競輪・G1」(22日、名古屋)

 G1最高峰の第67回日本選手権競輪は開催5日目の22日、準決勝3レースが行われた。

 激戦となった10Rは、目標不発ながら自力に切り替えて最終的に先手を奪った稲垣裕之(京都・86期)の番手に入った武田豊樹(茨城・88期)が直線抜け出して1着。2着・稲垣、3着に直線外を伸びた成田和也(福島・88期)が届いた。

 11Rでは、村上義弘(京都・73期)が最終BS番手まくりで1着。2着に切り替え直線伸びた内藤秀久(神奈川・89期)、3着に村上追走の稲川翔(大阪・90期)が入った。

 最終12Rでは人気を集めた深谷知広(愛知・96期)が打鐘4角から豪快に巻き返し。マークする村上博幸(京都・86期)が離れたため平原康多(埼玉・87期)が番手にはまり、直線かわして1着。2着に深谷、3着には再度追い上げた村上が入った。

 これにより23日の11Rで優勝賞金6000万円(副賞含む)をかけて争われる決勝戦のメンバーが決定した。

 昨年12月に選手会脱会を発表しながら、撤回して、今年の5月以降に最長1年間の自粛休場を勧告されている23選手からは武田、村上兄弟、稲垣、成田、平原と6選手が決勝に勝ち上がった。

 決勝メンバーは以下の通り。

 1 深谷知広(愛知)

 2 武田豊樹(茨城)

 3 村上義弘(京都)

 4 稲垣裕之(京都)

 5 成田和也(福島)

 6 内藤秀久(神奈川)

 7 村上博幸(京都)

 8 稲川翔(大阪)

 9 平原康多(埼玉)

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