【競輪】梶田舞、石井が外国人勢を撃破
「競輪ステーションRN記念杯・ガールズケイリン・F2」(13日、いわき平)
ガールズケイリンに登場した強力外国人コンビは、ともに初陣を飾ることができなかった。
ロンドン五輪のチームスプリントで金メダルのミリアム・ベルテ(27)=ドイツ=は6Rに登場。周回中は6番手で、最終2角からまくり上げるが2番手までしか浮上できず、最後は外を伸びてきた小林莉子(21)=東京・102期=にかわされて3着だった。
このレースを制したのは梶田舞(27)=栃木・104期。周回中は3番手で最終バックから豪快にまくって1着をもぎ取った。レース後の梶田は「金メダリストのベルテ選手に勝てて良かった」と満足げだった。
エレナ・カサスロイヘ(25)=スペイン=は7Rに登場。最終2角までスローペースという展開だったが、軽快に3角でまくり切って先頭へ。押し切るかに見えたが、直線で外を強襲してきた石井寛子(28)=東京・104期=が1着。カサスロイヘは2着だった。レース後の石井は「(カサスロイヘを)目標(マーク)してちぎれないようにした。脚は回っているので大丈夫」と、2日目(14日)以降も外国人勢撃破を誓った。
14日は2日目で6、7Rでガールズ予選が行われ、2日間の成績上位7人が最終日(15日)の11Rガールズ決勝にコマを進める。