【競輪】八日市屋浩之が200勝達成

 「不死鳥杯・開設64周年記念・G3」(12日・福井)

 現役競輪選手で唯一の漢字で4文字姓の八日市屋(ようかいちや)浩之(39)=石川・79期・S2=が12日の福井競輪8R(S級特選)で最終2角まくりで1着。1997年4月19日の富山でデビューから1488走目で通算200勝を達成した。

 レースは自力2車の房州輝也(福島)と戸伏康夫(岡山)が打鐘(残り1周半)前から激しい主導権争いを展開。最終2角手前で房州が出切るが、ペースは緩んでしまい、7番手に引いていた八日市屋がまくって決着をつけた。9番手に下げさせられたが、まくり上げたときにたまたま八日市屋後位となった大崎飛雄馬(高知)が2着で、主導権を取った房州をマークして直線で差した伊藤大志(青森)が3着。車券は2車単(3)(8)が3万4540円(50番人気)、3連単(3)(8)(5)が37万1080円(330番人気)と高配当が飛び出した。

 レース後の八日市屋は「外に踏めるタイミングがあったら行こうと思っていた。200勝?気持ちいいですね。まくりは何年ぶりかな」と語った。

 以前は勅使川原(てしがわら)登=41期・引退=などの競輪界にも漢字で4文字姓の選手はがいたが、現役では八日市屋だけ。

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