【競輪】武田&成田がトークショー
「寛仁親王牌・G1」(18日、弥彦)
選手会脱退騒動によりあっせん自粛となっている武田豊樹(40)=茨城・88期・S1=と、成田和也(35)=福島・88期・SS=が18日、弥彦競輪場でトークショーのゲストとして来場。8月からの復帰に向けて、意欲を語った。
2選手ともに、ビシッと決めたスーツ姿でステージに登場。ほかの選手のレースを観戦したという武田は「自分ではトップレベルの選手相手でも勝てると多少は思っているから、(出場して)勝負したいなと思った」と感想を漏らした。
昨年、寛仁親王牌の決勝でタイヤ差、タイヤ差の3着に敗れている成田は「1年前は悔しい思いをしたから、今年も走りたかった」と本音を明かした。
復帰に向けて武田は「今までよりも強くなって戻らなければいけないという緊張感がある」。成田も「以前よりもいい走り、いい動きができるように、一生懸命に練習している」と話した。
また、武田は来年から実施されるギア制限(4・00倍未満)にも触れて「本来の自転車競技に近づくのではないかと思う。うまく対応したい。(大ギアでは)単調なレースが多くなりがちなので、(ギア制限で)またお客さんに楽しんでもらえるレースが増えると思う」と話した。
武田はG2・サマーナイトフェスティバル(8月8、9日・松戸)、成田はG3・平安賞(31日~8月3日・向日町)から復帰予定。