【競輪】平原“夜の帝王”襲名に意欲
「寛仁親王牌・G1」(20日、弥彦)
選手会脱退騒動によりあっせん自粛となっている平原康多(32)=埼玉・87期・SS=が、G1レースの熱戦が続く弥彦競輪場に来場。トークショーに参加した。
平原は久しぶりに生の競輪に触れて「レースを見ていたら懐かしい感じがした。やっぱり走っていたいですね」と率直な心境を明かした。
処分軽減により、あっせん自粛は当初の8カ月から3カ月に短縮。平原はG2・サマーナイトフェスティバル(8月8、9日・松戸)から復帰する予定になっている。「今はしっかりと練習を始めているし、レースを走れる状態にある。勝てるかどうかは分からないけど、レースにはしっかり参加できる状態。脚力的なものは、もう戻っている」と宣言。「サマーナイトは1着権利のレースだし、1着しか目指さない。復帰して、少しでもいいレースができるように頑張りたい」と抱負を語った。
G2・サマーナイトフェスティバルは2日間で争われるため、初日の予選は9レース制。それぞれの1着選手のみが2日目の決勝に進出し、優勝者を決める。今年の舞台は松戸競輪場で8月8、9日に開催。また、今年はガールズケイリンフェスティバル(3レース制)も行われるため、2日間ともに12レースが実施される。