深谷知広（２４）＝ＳＳ・愛知・９６期＝が９日、Ｆ１戦を開催する立川競輪で、場内のトークショーに出演。７日にＧ１・競輪祭の欠場届を提出してから、初めて公の場に姿を見せて発言した。

　「９月のオールスターで落車し、折れてしまった左鎖骨の回復が思っていたよりも遅い。１１月に入って自転車に乗れるようになれば、競輪祭から復帰するつもりだった。まだ、手を離してパワーマックスでもがくくらいの練習しかできていない。この状況でＧ１を戦うのは厳しいと判断して、欠場することにしました」

　深谷は２０１０年９月のオールスター競輪からＧ１レースを連続出場していたが、今回の競輪祭欠場で記録は途絶えた。

　ＫＥＩＲＩＮグランプリ２０１４（岸和田）に向けては「（本格的な練習再開は）医師から負荷を掛けたトレーニングをしていいと言われてからですね。体を見てもらっている佐藤成人さんがいる奈良競輪場や、競輪学校での合宿も予定している。フレームも新しいものを用意しているし、ギアもいろいろと考えています」と、１２月３０日の大一番に向けて既に準備は進めている。