【競輪】競輪界初の夫婦同時あっせん
「デイリースポーツ杯争奪戦・F1」(18~20日、広島)
ガールズケイリン発足(女子競輪復活)の2012年以降、初めてとなる夫婦で同時あっせんが実現した。18~20日に広島競輪で行われるS級シリーズ&ガールズケイリンで、田口守(26)=広島・94期・A1、三輪梓乃(22)=広島・102期・A2=夫妻が17日、夫婦そろって前日検査(前検)に入った。所定の検査を済ませて、報道陣の前に現れた2人。写真撮影では「ハートの形をつくって」というリクエストに「さすがにそれは…」と顔を赤らめてやんわり拒否。その後、2人そろってガッツポーズで撮影に応じた。
夫婦同時あっせんに田口は「嫁さんに(今節3日間の)賞金で負けたくない」とキッパリ。18日の初日7Rで39走38勝の小林優香と対戦する三輪は「(直接の対戦は)2回目です。すごく強いけど、地元の力を借りて頑張りたい」と気合十分で臨む。2Rに登場する田口は「最低でも決勝に進出したい。(広島に移住する前は)秋田で競輪場がなく、自分の地元でレースができるのは初めて。とにかく勝つレースに徹する」とこちらも気合は十分だ。
田口は初日予選を4着以内(場合によっては5着でも)で2日目の準決に進出できる。三輪は初日、2日目とも予選となり、2日間の成績上位7人(14人中)が決勝に進める。