【競輪】オールガールズ、売り上げ好調
「オールガールズシリーズ」(9日、京王閣)
10月松戸(ナイター)、11月小倉(ミッドナイト)に続く3回目の開催となったオールガールズシリーズは9日、ナイター開催の京王閣競輪4~6Rで決勝戦が行われた。
4R(第1シリーズ)は梶田舞(27)=栃木・104期、5R(第2シリーズ)は荒牧聖未(24)=栃木・102期、6R(第3シリーズ)は小林優香(20)=福岡・106期=が制した。小林優は自身の持つ22連勝記録を再達成した。
小林優は10月松戸、11月小倉で優勝。オールガールズ3連覇のかかる今回も優勝。しかも、オールガールズは3場所とも完全Vだ。「ライバルのレースをチェックできたし、いい開催だと思います」と振り返った。
4Rは好位を確保した梶田がまくって3場所連続優勝。5Rは最終1角過ぎからまくり上げた荒牧が、10月岐阜以来の優勝。6R最終ホームからまくった小林優が、ピタリと後位につけた石井寛子(東京)を振り切って1着。自身の保持する22連勝記録を再達成するとともに、デビューから45走44勝と、恐ろしいほどハイペースで白星を積み上げている。小林優の次走は21~23日の平F1。
9日は平日ながらも京王閣競輪には2772人ものファンが訪れ、売り上げも6レースで1億2218万300円と好調。3日間の合計は入場者8502人、売り上げ3億1098万8600円。売り上げ面では松戸、小倉(ミッドナイト開催のため無観客)を上回り、ガールズケイリンの人気拡大ぶりを示した。