【競輪】名古屋記念は神山拓弥が優勝
「金鯱賞争奪戦・楽天カップ・G3」(10日、名古屋)
11Rで行われた決勝は、神山拓弥(28)=栃木・91期・S1=が1着。昨年1月の大宮記念以来、通算3回目の記念優勝を果たした。
松岡貴久(熊本)-大塚健一郎(大分)が逃げる展開。平原康多(埼玉)-神山はその後位を確保して、展開有利に進めた。最終ホームからの村上義弘(京都)-萩原孝之(静岡)のまくりに合わせて、平原が最終2角でスパート。追走した神山がわずかタイヤ差だけ差し切った。2着は平原。単騎でまくり追い込んだ才迫開(広島)が3着に入った。深谷知広(愛知)は8番手で不発、8着に終わった。
神山は「昨年の大宮記念を勝ってからずっと良くなくて、2月の全日本選抜(G1・静岡)でやっといい感じになってきた。これがきっかけになると思う」と、次走の日本選手権(17~22日・京王閣)での活躍を誓った。