【競輪】高知記念は山崎芳仁が優勝
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「よさこい賞争覇戦・G3」(5日、高知)
山崎芳仁(35)=福島・88期・S1=が、まくり追い込みを決めて、2014年岐阜以来、通算15回目の記念制覇を成し遂げた。2着には地元の佐々木則幸、3着には内を突いた神山雄一郎が入った。
果敢に先行する福島の後輩・房州輝也の番手を山崎がしっかりと追走。浅井康太-伊藤正樹が最終ホームから仕掛けると、3角過ぎから外に持ち出して、両者を急追する。直線では豪快な伸びを披露し、一気に前をとらえた。「(房州)輝也も頑張ってくれたし、どうにかするしかないと思った。2角から吹かしてきつかった」と振り返った。
大ギアの申し子と言われていたが、今年からのギア規制にもすぐに対応。2月の全日本選抜でG1、そして今回の記念とタイトルを手にした。「シューズもフレームも替えて、今までの自分を捨てた。固定観念がないのがいいと思う」と好調な理由を明かした。
次はF1・S級シリーズ(13~15日、玉野)、そしてG2共同通信社杯(26~29日・防府)へと続く。快進撃はまだまだ続く。