【競輪】武田が3回目の西武園記念V
「ゴールド・ウイング賞・G3」(12日、西武園)
最終日の12Rで決勝戦が争われ、武田豊樹(41)=茨城・88期・SS=が、最終バックからまくった平原康多を差し切り、優勝賞金360万円を獲得した。
G3優勝は3月玉野に続いて25回目、西武園記念の優勝は3年ぶり3回目となった。2着は平原、3着には岩津裕介が入線して、S級S班勢が上位独占した。
今開催で3度目となる平原-武田の並びでのワンツー決着。準決までの2度は平原が先着したが、最後に締めたのは武田だった。
「平原君の地元なのでいろいろな気持ちの優勝」と武田の心境は複雑。「平原君があそこまで行ったら、きっちりと。遠慮してたら、選手としておしまい」と勝負に徹してハンドルを投げた。