【競輪】武豊 キズナ調教後に防府登場
「共同通信社杯・G2」(29日・防府)
競輪好きで知られるJRA騎手の武豊(46)が29日、山口県防府市の防府競輪場で予想会に参加。10R発売中に特設ステージへ姿を現すと、集まった約350人のファンから大歓声が上がった。
武はこの日の朝に天皇賞・春(5月3日・京都)で騎乗するキズナ(牡5歳、栗東・佐々木)の調教を終えてから防府に直行。「最新情報ですよ」と前置きしたうえで「(キズナの)調教の動きは満点でした」と話すと、ひときわ大きな声援を受けていた。
予想会では司会を務めた元競輪選手で評論家の山口幸二氏から「こういうイベントで(予想紙をはさんだ)バインダーを持ってくる人はいないですよ。本当に競輪が好きなんですね」と振られて笑顔。10Rの予想も「愛知の師弟コンビ(深谷知広、金子貴志)が強いけど、6番の近藤隆司選手が気になる」と競輪通らしい穴予想。11R決勝は稲垣裕之(京都)を本命に挙げたが「車券と馬券は自己責任で」と話して爆笑を誘っていた。