【競輪】取手で渡辺一成が通算200勝

 「水戸黄門賞・G3」(7日、取手)

 取手競輪の2日目11Rで渡辺一成(31)=福島・88期・S1=が1着。通算200勝を達成した。

 打鐘4角から豪快にカマシ先行。前団をたたいてからは、絶妙のペース配分で駆けて、ゴールまでスピードは落ちず、マークの成田和也(福島)を振り切った。

 ゴール後、渡辺は「ラインが3車だったので攻めやすかった。初日より感触は良くなっている。準決も力を出し切って、決勝に乗りたい」と話して、入念なクールダウンに入った。

 思い出のレースを尋ねると「2012年1月の向日町記念で初日特選の1着、今年4月の共同通信社杯(G2・防府)最終日の1着」と振り返った。

 渡辺は2003年7月京王閣でデビュー。通算成績は703走で1着回数が200(7日現在)。本業の競輪だけでなく、自転車競技でも活躍中。05年から世界を舞台に戦っており、08年は北京五輪で長塚智広、永井清史とチームスプリントに出場して6位入賞。09、10年はアジア選手権のケイリンで優勝。12年はアジア選手権のスプリントで優勝、同年のロンドン五輪でケイリンは11位、新田祐大、中川誠一郎と出場したチームスプリントは8位だった。

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